12月8日、WordPressの最新バージョン「4.4 “Clifford”」がリリースされました。新機能と変更点を軽く紹介します。

WordPress 4.4 “Clifford”には、最新のデフォルトテーマとなる「Twenty Sixteen」を含むいくつかの新機能が含まれています。WordPressを更新する際は、ファイルのバックアップをしておくことをおすすめします。

以下、主な新機能と変更点の一覧です。

1. Twenty Sixteen

Twenty Sixteen
Twenty Sixteen

おなじみ、WordPressデフォルトテーマの最新エディションです。シンプルかつ今トレンドのクラシックな感じのブログテーマとなっています。ヘッダー画像を設定することができるほか、背景色などは「外観→カスタマイズ」設定で変更することができます。

僕の環境ではWordPress 4.4にアップデートしたときに自動でインストールされませんでしたが、「外観→テーマ」設定の「新規追加」ページにて「Twenty Sixteen」と検索してインストールすることが可能です。

 

2. Responsive Images

wp-4-4-01

WordPress 4.4では、スマートフォンやRetinaディスプレイなど、異なる解像度や密度のスクリーンで適切な画像を表示することができるようになりました。画像のソースコードにViewportで表示する画像を切り替えるsrcset属性が挿入されるようになっています。

 

3. Embed

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WordPressサイトでEmbed(コンテンツ埋め込み)を利用できるようになりました。自分の、もしくは他のWordPressサイトのURLを入力すると、上のようにサムネイルやタイトル、シェアボタンなどが埋め込まれたユニークなリンクが挿入されます。はてなブログカードみたいな感じです。

また、Reddit、VideoPressなど5つのoEmbedプロバイダが追加されています。

 

4. そのほか

その他、REST APIのコアへの統合やコメントクエリのキャッシュ処理、パーマリンク設定のUI改善、バグ修正などが行われています。変更点の詳細は、WordPress Codexにて確認することができます。

Twenty Sixteenはシンプルでなかなか使いやすそうですね〜。ミニマリストの受けがよさそう。あとEmbedはうれしい新機能です。Embedlyの使用頻度が減るかも。