Apple Musicのオフライン再生機能が与えてしまった「誤解」

皆さん、Apple Musicはもう使いましたか? 非常に魅力的なサービスであることは間違いないですが、その便利さゆえか一部のユーザーの間である「誤解」が広まっているようです。

Apple Musicの曲って一回ダウンロードすれば解約後も聴けるんじゃないの?

Twitterや当ブログを参照しているブログなどでこういう旨の発言が一定数あります。また検索からの流入でも「Apple Music ダウンロード 解約後」などのキーワードでのアクセスが割と大勢います。

はじめに確認しておくと、Apple Musicのメンバーシップを解除した後は、ライブラリに追加・オフラインに保存した提供曲は再生できません

Appleサポートページのオフライン再生機能に関するヘルプには、以下のような記載があります。

保存した曲を聴けるのは、Apple Music のメンバーシップが有効な間だけです。

https://support.apple.com/ja-jp/HT204839

Apple Musicのオフライン再生機能を使ってダウンロードした楽曲にはDRM(デジタル著作権管理)が施されており、認証されていない環境下での再生は制限されます。またこのファイルはiTunesやiOSミュージックアプリ以外のアプリケーションでは再生できません。

まあよく考えれば当たり前の話で、数百万の提供曲を3ヶ月の無料トライアル期間内にダウンロードし尽くせば全部自分のものになるなんてことがまかり通るワケが無いのですが・・・。

 

着うた取り放題の名残か?

着うた取り放題
着うた取り放題

ガラケー時代の「着うた」や「着うたフル」って、月額いくらか払うとポイントがチャージされて、そのポイントで提供されている楽曲をダウンロードできる・・・みたいなサービスがたくさんあったと記憶しています。これってそのサービスを退会してもダウンロードした楽曲は聴き続けられましたよね。

これらの半定額(?)音楽配信サービスや乱用された「取り放題」という言葉が今回のような誤解を生じさせる原因になっているのかもしれません。

Twitterやブログを拝見していると、やっぱりApple Musicを「月額980円で音楽取り放題のサービス」と思っている方も多く見受けられます。

 

まとめ

他の主な定額音楽配信サービスでは、提供曲をローカルに保存する機能はあってもそれらはあくまで「キャッシュ」という名目となっており、曲数や利用法もApple Musicの「オフラインで利用可能にする」機能と比べると制限が強いものとなっています。

Apple Musicの場合、iCloudミュージックライブラリでの管理機能も相まって、Apple Musicの提供曲が「自分のものになっている」という感覚、またiTunes Store等で「購入した楽曲」との区別が付きにくいという点も今回の誤解を助長させているのかもしれません。

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