Firefox 43リリース。アドレスバーで検索候補を表示可能に&64ビット版ダウンロードページが登場
みんな大好きMozilla Firefoxの安定版最新バージョン「Firefox 43」がリリースされました。アドレスバーの強化など、いくつかの新機能、変更点が含まれています。
アドレスバーに検索候補を表示できるように
Firefox 43では、検索バーに加えアドレスバーでもキーワードの検索候補を表示できるようになりました。初回使用時に検索候補表示を許可すると、入力時に使用している検索エンジンの候補が表示されます。
なお、入力したキーワードに閲覧履歴やブックマークがヒットした場合、検索候補はその下に表示されるようになっています。
候補の表示を変更したい場合は、「設定」の「検索」タブにある「ロケーションバーに検索候補を表示する」にてオン・オフすることができます。
プライベートブラウジングの「トラッキング保護」の強化
Firefox 42で追加されたトラッキング保護機能(関連記事)が強化され、より強固なブロックを施すことができるようになったほか、ブロックリスト(ブロックの度合い)を変更できるようになりました。
ブロックリストは、「設定」の「プライバシー」タブにある「ブロックリストを変更」ボタンから変更することができます。デフォルト設定では「簡易ブロック」となっていますが、「厳重ブロック」にすることでより強い追跡コンテンツブロックが可能になります。ただサイトが正常に機能しなくなる可能性もあり、推奨設定はあくまで簡易ブロックになっています。
ダウンロードページからWindows 64bit版のダウンロードが可能に
Firefox 42ではMozillaのアーカイブサイトからしか64ビット版のダウンロードができませんでしたが、今回からFirefoxの各国版ダウンロードページにもボタンが追加され、ダウンロードすることが可能になりました。
リリースノートにもWindows 64bit版リリースの旨が記載されており、今回が正式登場ということっぽいです。
Firefox 64bit版は以下のページからダウンロードすることができます。
https://www.mozilla.org/ja/firefox/all/#ja
その他
そのほか、Windows8, 10におけるスクリーンキーボード表示の改善やセキュリティ修正などが行われています。アップデート内容はリリースノートから確認できます。
64bit版がダウンロードしやすくなったことでこちらの利用者が増えれば良いですが、まだまだ知らないうちに32bit版をそのままインストールしてしまう方も多そうですね。ブラウザが重くて困っている方は、64bit版を使うことで動作が改善するかもしれないので、この機会にインストールし直してみることをオススメします。
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