まず入れるべきMinecraftサーバープラグイン8選
PC版MinecraftサーバーにSpigotやBukkitを用いるとプラグインをインストールして、いろいろな拡張機能を追加することができます。今回はサーバーを立てたときにまずインストールすることをオススメしたいプラグインを8個ほど紹介します。
もくじ
はじめに
Spigotを用いたサーバーの建てかたやプラグインの導入方法(サーバーって「立てる」なの? それとも「建てる」なの?)はまず下記をご覧ください。
プラグインは基本的に「*****.jar」ファイルの形式でダウンロードできるので、ファイルをサーバーの「plugins」ディレクトリに移動してください。
1. WorldEdit
コマンドを用いて簡単にワールドを編集できるプラグインです。選択した範囲のブロックをコピー&ペーストしたり、任意のブロックに置き換えたりできるほか、バイオームを変えたり円や球を作成したりできます。通常、全てのプレイヤーが扱えるようにはしないと思いますが、限られたメンバーでサーバーのワールドを整えるときに役立ちます。
↓ コマンド一覧
このプラグインを利用するためにシングルプレイでもサーバーを立てることがあるとかないとか。
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2. WorldGuard
WorldEditとセットで用いるプラグイン。ワールド上の任意のエリアを他のプレイヤーが弄れないようにしたり、設定を変更したり(モブスポーンの可否など)することができます。また、クリーパーやTNTが爆発したときにブロックが壊れないようにしたり、火が延焼しないようにするなど、ワールドを保護する設定を可能にします。
利用するには、WorldEditをインストールしている必要があります。
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3. PermissionsEX
導入必須の権限設定プラグイン。例えば先述した「WorldEdit」の機能を自分は使いたいけれど、他のプレイヤーには使わせたくない場合や、グループ毎に使える機能を変えたい場合など、権限の設定を柔軟に行いたい場合に用います。設定ファイルの作成に最初は戸惑うかもしれませんが、簡単に行えるようになっています。
Spigotにも権限を設定する機能が付属しているようですが、PermissionsExプラグインを導入すればより柔軟に複雑な設定を行うことができる(と思います)。
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4. Essentials
便利なコマンドや設定の詰まった、ツールセットのようなプラグイン。いろいろ便利です。
コマンド一覧: http://wiki.ess3.net/wiki/Command_Reference
特に便利なコマンドとして、
- /fly: 飛行モードのON/OFF
- /workbench: 作業台を開く
- /tpa: 全プレイヤーを同じ場所にテレポートする
- /hat: ブロックを頭にかぶる
- /home: あらかじめ設定したホーム地点にテレポートする
- /spawn: ワールドのスポーン地点にテレポートする
などが追加されるほか、Minecraft標準で使えるコマンドもより使いやすいものに変更されます。
また、Essentialsには複数のモジュールが存在し、例えばEssentialsChatをインストールすればチャット欄に表示されるフォーマットを変えたり、メール機能を追加したりとコミュニケーション関係も大幅に改善できます。
そのほか、経済の概念を追加したり、便利な看板を設置できたりととにかく豊富な機能・コマンドをもたらしてくれます。
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5. Multiverse
複数のワールドを簡単に管理・生成できるプラグイン。ワールドを管理できる「Multiverse Core」と、ワールド間を移動するためのポータルを作成できる「Multiverse Portals」をセットで用いると便利です。
例えばメインで利用するような建築のためのワールドの他に、素材を収集するためのワールドを用意して定期的にリセットしたい、というような場合に活躍します。ワールド毎に難易度設定やゲームモードを変更できます。
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6. LogBlock
プレイヤーの行動をロギング(記録)できるプラグイン。プレイヤーがブロックを設置・破壊したときなどに逐一記録をすることで、いざというときにプレイヤーや時間毎にワールドを巻き戻す(ロールバック)ことができます。荒らし対策の面で非常に有効です。
他にも似たようなプラグインは存在しますが、LogBlockは軽量・高速な動作が魅力です。
利用するにはMySQLデータベースが必要です。
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7. Dynmap
リアルタイムで変動するマップを生成して、Web上に公開できます。非常に便利なので導入するとプレイヤーに喜ばれるかも? マップ上にマーカーを表示したり、チャット機能を利用することもできます。
こんなかんじです: TKGCRAFT リアルタイムマップ
サーバーの負荷となる事もありますが、設定ファイルをカスタマイズすることで軽量化することも可能です。
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8. LWC
チェストやドアなどに鍵をかけることができるプラグイン。設置した本人以外がチェストを開けられないようにしたり、パスワード入力制にしたりすることができます。
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他にも新機能を追加するものやユニークなものなど、アホみたいな数のプラグインが存在します。ちょくちょく紹介したいと思ったり思わなかったり。
記事ここまで!