【2015年秋冬】ASUS vs HTC。SIMフリースマホのスペック比較

現在国内SIMフリースマートフォン市場で高いシェアを誇るASUSと、これに挑むHTCの各モデルのスペックを比較します。数値で見る「買い」の製品を決めましょう。

最近朝夜が寒くなってきましたね。未だに夜、半袖で自販機へ出かけたりしていますが、嗚呼僕の嫌いな冬が来るのかと実感してしまいます。そんな冷え込む季節には「Xperia Z5」という最新鋭のホッカイロが役に立つらしいですよ。もうあと少しすると生駒山も紅く染まって美しい姿を見せてくれますが、そんな風景を数秒だけ4Kで撮影できるという、すばらしい製品だそうです。

ま、スマートフォン・ジョークはそれぐらいにして、ASUSとHTCのSIMフリースマートフォンを比較してみましょう。ASUSといえばZenFone 2などを国内で販売し既に人気を博していますが、初期のAndroid覇者である（最近ピンチ）台湾のHTCも日本でSIMフリースマートフォンを販売することを先日発表し、「HTC Desire EYE」と「HTC Desire 626」の予約受付を開始しました。

[two_first]

[/two_first][two_second]

[/two_second]

HTC Desire EYEは前面・背面ともに13メガピクセルのカメラを搭載し、セルフィー（自撮り）にも特化しているスマートフォンです。プロセッサに2.3GHz Snapdragon 800を搭載し、RAMは2GB積んでいます。IPX7/IP5Xの防水・防塵性能を擁し、ディスプレイはフルHD 5.2インチ Super LCD3となっています。価格は52,800円です。

自撮り特化というのを聞くとASUSの「ZenFone Selfie」を思い浮かべますが、マシン性能的にはDesire EYEのほうが上位となります。ZenFone Selfieは1.5GHz + 1.0GHz Snapdragon 615を搭載しており、RAMは2GB、ディスプレイは5.5インチフルHDとなっています。

[two_first]

[/two_first][two_second]

[/two_second]

一方のHTC Desire 626はリーズナブルな下位モデルとなり、1.2GHz Snapdragon 410、2GB RAMを搭載し、HD（1280×720）の5.0インチディスプレイを採用しています。スペック的にはASUSのZenFone 2 Laserが同型のプロセッサ・RAMを搭載しており、ディスプレイも同じ5.0インチHDとなっています。カメラも両者ともに背面13MP、前面5MPと一致しているため、この2機種は真っ向から対抗していますね。

価格はHTC Desire 626が29,800円、ZenFone 2 Laserが28,700円となっています。

スペックシートではこの2つの製品に違いはほぼ無いので、あとは見た目やソフトウェア面での違いが購入の決め手になってくると思います。最近スマートフォンに参入したASUSと老舗のHTCで、ソフトウェアチューニング面に違いが出てくるかもしれません（実際に触ってから後日感想を書きたいとおもいます）。

まとめると、性能的には「ZenFone 2（一番良いやつ） > Desire EYE > ZenFone Selfie > ZenFone 2 Laser = Desire 626」といった感じですかね。個人的には、デレマスなどのゲームをするなら（相性がいいと言われている）SnapdragonのDesire EYEが、単純に性能重視ならZenFone 2がいいと思います。価格コムの最安値などを見ると、コストパフォーマンスはZenFone 2が高そうです。

ちなみにOS面では、現時点ではASUS勢が5.0、HTCが5.1となっています。HTCは「HTC Sense 7.0」を搭載するなどソフトウェア面では得意のカスタマイズを施しています。

スペックシートでは計り知れない部分がありますから、あとは実機を触って比較するしか無いですね・・・！