JRiverインストールシリーズ、Fedora 22編です。64ビット版の動作を確認したので方法を紹介します。

1. はじめに

2015年5月30日時点での導入方法です。結構頻繁に変わります。AMD64版のみ検証済みです。Fedora 22erはみんな64ビットだよね?

openSUSEでのインストールは、以下の記事をご覧ください。

openSUSEにJRiver Media Centerをインストールする

2. インストール

2.1. RPM Fusion リポジトリの追加

以下のサイトから、「RPM Fusion free for Fedora 22」と「RPM Fusion nonfree for Fedora 22」の2つをダウンロードします。

http://rpmfusion.org/Configuration

その後、以下のコマンドを実行しインストールします。ディレクトリ名は適宜。

$ sudo dnf install ~/Downloads/rpmfusion-free-release-22.noarch.rpm ~/Downloads/rpmfusion-nonfree-release-22.noarch.rpm

2.2. インストールスクリプトの入手

JRiverフォーラムにて公開されているFedora用のインストールスクリプトをダウンロードします。

http://yabb.jriver.com/interact/index.php?topic=84427.0

Fedoraインストールスクリプト

ダウンロードしたファイルをホームディレクトリに解凍します。

2.3. スクリプトの実行

ディレクトリを移動します。

$ cd ~/mediacenter-20/SPECS

このままスクリプトを実行するとファイルがないと怒られるので(おそらくミス)、以下のコマンドを実行してspecファイルをコピーします。

$ cp mediacenter-20.spec mediacenter-20-64.spec

スクリプトを実行します。20.0.111は2015年5月30日現在での最新ビルドです。さらに新しい物がある場合、番号(111の部分)を置き換えてください。アップデート情報はJRiverフォーラムで確認できます。

$ ./rpmb 20.0.111-amd64

2.4. インストール

ディレクトリを移動します。

$ cd ../RPMS/x86-64

インストールします。以下のコマンドを実行してください。ビルドが異なる場合は、番号を置き換えてください。

$ sudo dnf install ./MediaCenter-20.0.111-22.fc22.x86_64.rpm

途中、GPG云々の警告が出た場合、yキーを押して先に進めます。

うまく行けば、これでインストール完了です! 実行できるか確認してみてください。

3. こんなときは・・・

3.1. アップデートしたい

アンインストールして再度手順2.3からインストールします。

$ sudo dnf erase MediaCenter

3.2. 日本語を表示したい

以下の記事をご覧ください。

JRiver for Linuxで日本語を表示する方法

スクリプト作成者さんに感謝。めちゃくちゃ楽になってます。