Macで使えるFTPクライアントアプリ5選
FTPクライアントと言いながら今ドキ素のFTP接続なんてしませんけど、SFTP・WebDAV等にも対応する個人的にオススメなMac用クライアントソフトウェアを5つほど紹介します。
LinuxのファイルマネージャーであるGNOME FilesやNemoなどはSFTP接続機能が備わっていますが、Mac OS XでFTP/SFTP等を利用してサーバーとファイルをやりとりしようと思ったらクライアントアプリが必須ですよね。そこで、僕が使ったことがある中でオススメできそうなFTPクライアントアプリをまとめました。
1. Transmit 4
Transmit 4は、テキストエディタ「Coda」でおなじみのパニック社が開発しているアプリです。FTP、SFTP、WebDAVなどに対応し、ファイル数が多くても高速でダウンロード・アップロードできることを売りにしています。また、登録したサーバーをFinder上に表示してローカルディスクのように利用できる機能が便利です。Amazon S3対応。
ローカルフォルダとサーバー上のフォルダを同期する機能があるので、Webサイト制作にDreamweaver等のオーサリングツールを利用していないときに重宝します。
ファイル転送が安定していて、失敗することが少ないという印象です。3,400円のシェアウェアですが全体的にクオリティが高く、ファイルの表示方法もカラムビュー、アイコンビューなどFinderと同じように扱えるのが良いですね。
App Storeでも配布されていますが、公式サイト経由で買った方が安いです。無料トライアルも可能。
2. Flow
Flowは、カラム表示が便利な、シンプルなFTP/SFTPクライアントです。ブックマーク機能があるので複数サーバーに素早くアクセスできます。機能はあまり多く無いものの動作が軽量で、エラーも少なく快適に利用できます。
簡易的な内部エディタを搭載しているほか、デフォルトで外部エディタを使用する設定も可能となっています。シンプルといえどファイルの送受信、パーミッションの変更、削除ぐらいできれば十分という方にオススメです。僕はこれをメインで利用しています。
ただ、すでにサポートが打ち切られているらしく、今後のアップデートが望めないのが残念な点です。僕は今のところ問題なく使えています。600円とリーズナブルなのがGOOD。
3. Yummy FTP
最近よく使ってるアプリ。個人的な感想ですが、他のクライアントと比べてもとにかく高速で送受信できるのが特徴です。機能的も豊富で、同期機能やカラム表示、ブックマーク、zip圧縮などができるリモートシェルコマンド機能等々・・・。ブックマークは他のクライアントからインポートできるほか、Dropboxで同期して他のPCでも使うことも可能です。FTP/SFTP/FTPSに対応。
エディタは内蔵エディタの他、他のエディタも自由に設定することができます。
30,000ほどのファイルを1分足らずで転送できたときは感動しました。インターフェースが洗練されており、日本語にも完全対応しています。非常に完成度が高いアプリですよ。
App Storeにて3,000円で販売されているほか、公式サイトから30日の無料トライアルも可能です。う〜ん、ヤミー!
4. Cyberduck
Windows版もある有名どころのFTPクライアント。シンプルな見た目ながら同期機能やアーカイブ作成、外部エディタでの編集に対応しており、エラーも少なく良好です。FTP/SFTPのほか、Amazon S3にも対応しています。
フリーソフトウェアとなっており公式サイトから無料でダウンロードできますが寄付も募集しており、App Storeでは2,900円での販売も行っています。
5. FileZilla
最後にフリーなFTPクライアントをもう1つ。複雑なUIをしているように見えますが、2ペインビューで効率的にファイルの送受信ができます。ファイルの転送状況やステータスを常に確認できるので、エラーが起きてもすぐ分かるという安心感があります。
FTP/SFTP/FTPSに対応し、ブックマーク機能にも対応しています。LinuxやWindows版もあり、フリーソフトウェアのFTPクライアントとしては利用者がかなり多いほうみたいです。
というわけで、5つのFTPクライアントアプリを紹介しました。MacのFTPクライアントは無料のものはもちろん、高品質な有料アプリも多く存在するので、いろいろと試してみると良いと思います!
記事ここまで!