JRiverのライブラリ共有がうまくいかないときは・・・
JRiver Media Centerのメディアネットワーク機能(DLNA)を利用してライブラリを共有すれば、外出先のPCでも自宅と全く同じ音楽を聴くことができます。が、設定をミスると再生できなかったり、音量が変だったり問題が起こるようなので、解決法をまとめました。間違ってたらゴメン(・_・)
一部または全部のファイルを再生できない
→ オーディオ変換設定を確認
クライアントから音楽ファイルを再生しようとしたときに「問題が起こりました」的なメッセージが表示され再生できない場合は、サーバー側のオーディオ変換設定を確認します。
解決手順
メニューバー「ツール」の「オプション」から「メディアネットワーク」を選択し、「DLNAサーバの追加や設定…」をクリックします。
「DLNAサーバ」ウィンドウにて、「オーディオ」欄を以下のように変更します。
- モード: 「指定された出力フォーマット(必要な場合のみ)」
- フォーマット: 「PCM 24bit」
僕の場合は、「ビットパーフェクト is BEST」と思ってモード設定を「オリジナル」にしていたところ再生エラーが頻発しました。
再生時の音量が小さい
→ ボリュームレベリングが有効になっている
クライアント側、もしくは「JRemote」や「EOS」等Android/iOSアプリからリモート再生したとき(特にこっちの場合に起こりやすい)に音量が小さくなるときは、ボリュームレベリング機能が有効になっている可能性が高いので、これを無効にします。
解決手順
先ほどと同じように、オプション画面の「メディアネットワーク」から「DLNAサーバの追加や設定…」をクリックし、DLNAサーバウィンドウを開きます。
「オーディオ」欄の「詳細」をクリックし、「ボリュームレベリング」のチェックを外します。
ボリュームレベリング機能とは、音量がまちまちな音楽ファイルを一定にしてくれるDSPで、JRiverでCDをリッピングした場合に音量情報が解析され、利用できます。・・・が、全体の音量がめちゃ小さくなります。
クライアントがPC/Mac/Linuxの場合はクライアント側のDSP設定が優先されますが、Android/iOSの場合は設定できないのでサーバー側の設定が優先され、この問題が起こるのだと考えられます。
再生が途切れる・音飛びする
→ 音質を下げる
クライアント側での再生時に音楽が突然止まって「バッファリング中 ○○%」と表示される場合は、回線速度が遅いなどの理由で音楽の転送が追いついていません。クライアント側で音質を下げることで解決できます。
解決手順
オプション画面の「メディアネットワーク」を開き、一番下の「クライアントオプション(ライブラリサーバに接続しているとき)」をクリックします。
「オーディオ変換」タブを開き、以下のように変更します。
- 変換: 「常にオーディオを変換」
- エンコーダ: 「MP3 高帯域幅」
外出先で貧弱な回線を使っている場合だと、ロスレス音源の転送には耐えられない事も多いです。我慢するしかないですね。
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そのほかにJRiverで起こりうる問題があれば、是非教えてくださいNE。
記事ここまで!