2月末に公開されたWordPress 4.5 ベータ 1をもとに、4月12日リリース予定のWordPress 4.5の新機能・変更点をまとめました。4.5はカスタマイザーやヴィジュアルエディタの機能強化が主となっているようです。

WordPress 4.5の主な新機能

1. カスタマイザーでレスポンシブサイトのプレビューが可能に。

画像: WORDPRESS.ORG
画像: WORDPRESS.ORG

カスタマイザー内でFirefoxのレスポンシブデザインモードみたいに画面幅を変更してサイトのプレビューができるようになります。切り替えボタンはテーマ側で修正を行わなくてもデフォルトで表示されるようですが、この機能を無効化するにはfunctions.phpに以下を記述します。

add_filter( 'customize_previewable_devices', '__return_empty_array' );

レスポンシブ非対応のテーマでは設定しておくと良さそうです。

2. カスタマイザーでテーマロゴをサポート

ロゴのサポート
ロゴのサポート

Jetpackプラグインの機能をWordPressコアに取り入れる形で、サイトアイコンやヘッダーと同様に、カスタマイザーからのサイトロゴの設定をサポートするようです。

参考: Jetpack Site Logo

3. ヴィジュアルエディタでリンクをより素早く編集できるように

より簡易的なリンク編集
より簡易的なリンク編集

ヴィジュアルエディタのリンク挿入・編集がより簡易的に行えるようになります。ただ、既存のコンテンツにリンクしたり、新しいタブで開くようにするには、詳細ボタンをクリックして従来のリンク編集画面を表示させるという手順が1つ増えたことになりますね。

4. ヴィジュアルエディタで新たなショートカットが利用可能に

現在でも見出しの入力などにMarkdown記法が使えるヴィジュアルエディタですが、4.5では太字(**text**)やcode(`code`)なども新たに利用できるようになります。

その他

このほか、コメント承認の改善画像生成の最適化(Imagickの設定により画像サイズを最大50%削減する)などのアップデートが含まれています。WordPress 4.5は4月12日リリース予定です。

ソース: WORDPRESS.ORG

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