MicrosoftがAndroidのホーム画面アプリ「Arrow Launcher」を正式リリースしました。

Arrow LauncherはMicrosoftが開発したAndroidのホーム画面アプリ(ランチャー)です。よく使うアプリをホーム画面上に自動的に並べてくれる機能や、ノート・リマインダー、最近連絡した人へのアクション、最近撮った写真やインストールしたアプリへのアクセスを素早く行うことが出来る独立した画面が特徴となっています。

[two_first]

Arrow Launcherホーム画面
Arrow Launcherホーム画面。よく利用するアプリが自動的に並ぶ。

[/two_first][two_second]

アプリドロワーはアルファベット順にソートされている
アプリドロワーはアルファベット順にソートされている

[/two_second]

Arrow Launcherは「Apps」「People」「Recent」「Notes & Reminders」「Widgets」の5つの画面から構成されており、これらは非表示にすることも可能です。Appsではよく使うアプリに素早くアクセスできるよう、アプリアイコンが自動的に並び変わるようになっています。

Recentには最近使ったアプリと撮った写真・ビデオ、インストールしたアプリのストリームが表示されます。ウィジェットは「Widget」画面に一列に並べることができます。

[two_first]

Recent
Recent

[/two_first][two_second]

Widget。画面はスクロール可能。
Widget。画面はスクロール可能。

[/two_second]

ホーム画面の下部分をスワイプすることで、アプリショートカットの下段とコントロールセンター的なものが表示されます。アプリショートカットは自由に並べ替えることが出来る、Arrow Launcherの数少ないカスタマイズ可能な部分です。

コントロールセンター的なもの。アプリショートカットは並べ替え可能。
コントロールセンター的なもの。アプリショートカットは並べ替え可能。

そのほか、壁紙はbingの「今日の画像」に設定して日替わりにすることができます。設定項目はほとんど無くて、変えることができるのは壁紙・アイコンセットと各画面の表示・非表示、あとはアプリショートカットの並べ替えぐらいです。カスタマイズ性は低いですが、面倒くさいウィジェットやアプリアイコンの配置をしなくて良いのは楽ですね。

どの画面も日常の動作、例えば直前に使ったアプリや写真にアクセスしたり、友達に連絡したりといったことを少ない動作でできるようになっているのが使いやすいです。ただ、僕が持っている一部の端末ではスクロールがカクカクしていて動作もちょっと重いかなと感じました。メモリ使用量はだいたい100MB前後のようです。

Androidのホーム画面をバリバリカスタマイズしたい人にはアレですが、そういうのが面倒くさいと感じる人には良いかも。僕はNova Launcherとかをインストールしても「うわ、これからアイコン並べていくのめんどくさ、前のに戻そう」と思ってしまうので(インポート出来るやつもありますが)、結構気に入りました。

Google Play – Arrow Launcher