UIにマテリアルデザインを全面的に使用しているChromium派生のWebブラウザ「Liri Browser」を使ってみました。

Liri Browser
Liri Browser

Liri Browserは、Papyrosが開発しているGoogleのマテリアルデザインに準拠したQtQuickライブラリ「QML-Material」から作られたChromium派生(QtWebEngine)のオープンソースWebブラウザです。クロスプラットフォーム対応となっています。

マテリアルデザインによるシンプルでミニマルなUIや、シンタックスハイライト・自動インデントが可能なソースコードビューアが主な特徴です。Liriとはアルバニア語で「自由」という意味だそうです。

マテリアルなメニュー
マテリアルなメニュー

ソースコードを開いたときなどに時々フリーズすることがありますが、美麗なデザインで最低限の機能は備えているという感じです。ソースコードのカラースキームは変更することが可能で、デフォルトでは「Monokai Sublime」や「Solarized Light」などから選べます。

ソースコードビューア
ソースコードビューア

Liri BrowserはLinux、Mac OS X、Windowsに対応しており、Debianでは以下のコマンドを実行することでインストールできます。

$ sudo apt-add-repository "deb [trusted=yes] https://repo.fury.io/liri-browser/ /"
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install liri-browser

その他のOS用パッケージも以下のページからダウンロードが可能です。

http://liri-browser.github.io/#download

後々はPapyrosの標準ブラウザになったりするんですかね?

Liri Browser