なかなか画期的なソフトウェアが登場しました。WindowsやMacなどにAndroid端末の画面を映して、マウスやキーボードで操作できるというChromeアプリ「Vysor」です。

このChromeアプリを開発したのは、root化作業を行うときにおなじみ(?)のClockworkMod。ただし利用にroot権限は必要ありません。VysorはChromeアプリストアにて入手できます。

Vysor
Vysor

具体的にどのようなChromeアプリなのかというと、PCにUSB接続したAndroid端末の画面をPC上に映して(ミラーリング)その画面をマウスでなぞったりキーボードで入力したりして操作できるというものです。

Android端末側で必要になるのは、USBデバッグモードをオンにしておくことぐらい。非常に簡単に使えるのが特徴です。以下の動画のような感じです。

現在はベータ版となっていて、URLを共有することで他の人(PC)と画面を共有することもできます。

実際にちょっと使ってみたところ、端末の性能の問題なのか分かりませんが、PC上の画面に関しては動画のようにはいかずかなりのタイムラグが発生したものの、実機の画面上ではマウスやキーボードでの操作がほぼリアルタイムで反映されていて感動しました。文字もすいすいと入力することができます。これはスゴい・・・!

Mac上のキーボードで入力
Mac上のキーボードで入力

現時点でもかなりスゴいですが、今後の発展も楽しみなChromeアプリ「Vysor」でした。(読み方は「バイザー」であってるかな?

Chrome App Store – Vysor

http://www.vysor.io/